更新情報

2024年11月29日

第7回海洋科学技術情報講演会開催のご案内に関して



2024年11月吉日

関 係 各 位

一般社団法人国際海洋科学技術協会

会 長 増 田 光 一




第7回海洋科学技術情報講演会開催のご案内に関して


 このたび国際海洋科学技術協会は、「浮体による水上空間利用の最前線」をメインテーマに、第7回海洋科学技術情報講演会を開催することになりました。当協会はこれまで調査研究や国際会議の開催、学会支援を主とした活動を行ってきましたが、海洋に関連する科学技術情報の発信を目的に独自に講演会を企画致しました。ぜひご関係の皆様とお誘い合わせの上、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。
本講演会は会場での講演・聴講以外に、ZOOMによる同時配信も行います。



1.概要
日 時: 2024年12月13日(金) 15:00~17:10
交流会 17:15~19:00
会 場: 日本大学 理工学部 御茶ノ水キャンパス タワー・スコラ1階講義室
ZOOMによる同時配信、参加あり
交流会: 嘉賓(千代田区神田駿河台3-2-1)を予定
参加費: 一般 9,000円(交流会費込み)、5,500円(交流会費なし)
学生 3,000円(交流会費込み)、1,100円(交流会費なし)
ZOOMによる参加をされる方は、交流会費なしでのお申込みをお願いします。

2.参加申し込み
下記事務局に、氏名、ご所属、住所、電話番号、メールアドレスをご連絡、お申し込み下さい。
ZOOMによる参加申込をされた方には、後日、参加のためのURL、ID等をご連絡致します。
交流会へ参加を頂く方は、準備の都合上、講演会申込と共に事前に参加の意向をご連絡ください。

3.参加費等の支払い
講演会参加費は、下記銀行口座へのお振込みでお願いいたします。
銀 行 名: 三菱UFJ銀行 虎ノ門中央支店
口座情報: 普通預金口座 5833024
口 座 名: 一般社団法人国際海洋科学技術協会
*当協会は適格請求書発行事業者の登録番号を取得しております。情報が必要な方はお申込みの際にご請求を頂けますようお願いします。

4.国際海洋科学技術協会事務局(参加申込・お問い合わせ)
一般社団法人国際海洋科学技術協会 事務局 猪口茂樹
〒107-0062 東京都港区南青山1-11-30 パレ南青山
TEL: 03-3405-6831 E-mail: s.inokuchi@k8.dion.ne.jp



第7回 海洋科学技術情報講演会
“浮体による水上空間利用の最前線”

日 時: 2024年12月13日(金) 15:00~17:10
交流会 17:15~19:00
会 場: 日本大学 理工学部 御茶ノ水キャンパス 1号館143教室

【趣 旨】
海上、港湾施設を運営使用するうえで、安全で効率の良い浮体ならびに周辺施設の在り方など、新たな利用の可能性とその取り組みについて、今回はご発表、ご紹介を頂きます。

【プログラム】
15:00~15:05  開会挨拶            国際海洋科学技術協会 会長 増 田 光 一

15:05~16:05  小林伸司、塩田沙代 清水建設委株式会社
テーマ:
 海洋未来都市構想「GREEN FLOAT」と水上利用活性化を目指す「ブロック浮体」について

概 要:
 2008年、清水建設株式会社は、未来構想「シミズ・ドリーム」の第一弾として海洋未来都市構想「GREEN FLOAT」を発表した。この構想は、太平洋上の赤道直下に直径3,000メートルの巨大な浮体式人工島を建設し、住居、オフィス、植物工場からなる高さ1,000メートルの逆円錐型タワーを島の中央に設置するものである。太陽の恵みが多く台風の影響が少ないこの地域の特性を利用し、完全自給自足の都市として、一つの島に約5万人が暮らすことができる。
GREEN FLOAT実現に向けた活動を進めるなか、浮体市場の創出が必要であると感じ、2021年、同一規格の小型浮体を組み合わせることで様々な面積や浮力を持つ浮体地盤を簡単に構築できる「ブロック浮体」の技術開発に着手した。2023年にはブロック浮体の実証実験を浜名湖で開始し、技術実証を行うとともに実証実験施設を浮体建築のショールームとしても活用した。実証実験施設でのヒアリング活動を基に、現在はブロック浮体の商用化に向けた検討を行っている。
本講演では、海洋未来都市構想「GREEN FLOAT」から始まり、ブロック浮体による浮体建築構想
に繋がる当社の取組みについて紹介する。


16:05~17:05 閑野高広、森結紀納 寺田倉庫株式会社
テーマ: 
浮体による水上空間利用の最前線(案)/天王洲アイルにおける寺田倉庫株式会社による水
上空間利活用について

概 要:
 天王洲アイルは、1980年代を代表した民間主導による大規模ウォーターフロント開発
の1つであったが、ここを拠点とする寺田倉庫㈱にとって、本エリアの持続可能な発展の如何は、社業にとっても重要な生命線と捉えている。そのため、これまで当社としては、陸域にある既存倉庫ストックとその目の前に広がる水域を一体と捉え、それまでの日本にはないが、欧米ではトレンドになりつつあった水辺の街づくりに向き合ってきた。エポックとなった1997年の「T.Y. HARBOR」の開業を皮切りに、一般的な桟橋施設に留まらない浮体施設としては、2006年水上ラウンジ「WATER LINE(現:T.Y.HARBOR RIVER LOUNGE)」、2016年水上イベント船「T-LOUTUS M」、2020年の多目的船「PETALS TOKYO」 に至るまで、浮体施設としての法的成立から利用用途、建設(建造)係留も様々に、継続的に実現させてきた。本講演では、この間、およそ30年、こうした時間的経過を踏まえて、ここから見えてくるこれからの水上空間利活用について言及したい。

17:05~17:10 
閉会挨拶

17:15~19:00 
交流会